小倉競馬場 距離別 オススメ種牡馬

次開催注目! 種牡馬

8月12日(土)からは3回小倉競馬が開催されます。

まずは、小倉競馬場のすべてのダートレースの総合成績を勝ち星順で見てみましょう。あなたの馬券戦術にお役立ていただければ幸いです。(2018年2月10日~2023年2月26日の成績データより)

種牡馬名1着2着3着4下勝率連対率複勝率単回値複回値
オルフェーヴル24151010715615.4%25.0%31.4%12784
シニスターミニスター2381513918512.4%16.8%24.9%11394
ロードカナロア2123191712349.0%18.8%26.9%6392
ルーラーシップ198151682109.0%12.9%20.0%10559
ヘニーヒューズ1728201702357.2%19.1%27.7%3071
パイロ1716910815011.3%22.0%28.0%6994
ゴールドアリュール1710141571988.6%13.6%20.7%10096
キングカメハメハ15151110714810.1%20.3%27.7%19083
クロフネ1313131181578.3%16.6%24.8%8565
ハーツクライ131169912910.1%18.6%23.3%10671
キンシャサノキセキ1220111612045.9%15.7%21.1%2972
キズナ12798811610.3%16.4%24.1%6971
アイルハヴアナザー1111111041378.0%16.1%24.1%6075
エンパイアメーカー11878411010.0%17.3%23.6%6772
サウスヴィグラス11481021258.8%12.0%18.4%9568
ドレフォン937506913.0%17.4%27.5%6963
ディープインパクト86778998.1%14.1%21.2%5789
エイシンフラッシュ83665829.8%13.4%20.7%102115
スマートファルコン7158751056.7%21.0%28.6%99159
マジェスティックウォリアー616161081464.1%15.1%26.0%3084
ダイワメジャー61641111374.4%16.1%19.0%3754
マクフィ69552728.3%20.8%27.8%6082
ミッキーアイル683264314.0%32.6%39.5%9382
ベルシャザール66647659.2%18.5%27.7%60154
フリオーソ655405610.7%19.6%28.6%6568
ジャスタウェイ65470857.1%12.9%17.6%2537
カジノドライヴ62356679.0%11.9%16.4%22480
タートルボウル58852736.8%17.8%28.8%43128
ホッコータルマエ56552687.4%16.2%23.5%4866
カレンブラックヒル55854726.9%13.9%25.0%2863
小倉競馬場 ダートコース 産駒成績(2018年2月10日~2023年2月26日 上位30位 勝ち星順)

トップはオルフェーヴル。小倉ではさすがの成績です。勝ち星では及ばないものの、連対率・複勝率でオルフェーヴルを大きく上回るのがミッキーアイル。あとは、勝率の割に単回値の高いキングカメハメハ。上表で目立つのはこの3頭でしょうか。

それでは、距離別に種牡馬成績を見ていきましょう。

小倉競馬場 ダート1000m

「行ったモン勝ち」の傾向が強い小倉競馬場ダート1000m。それに加えて、3~4コーナーにかけてスパイラルコーナーが採用されており、スピードが落ちにくい状態でカーブを通過できることが、どのような影響を及ぼしているのでしょうか。

それでは、どんな種牡馬がランクインしているのか見てみましょう。

種牡馬名1着2着3着4下勝率連対率複勝率単回値複回値
シニスターミニスター1178517714.3%23.4%33.8%97122
ロードカナロア101210639510.5%23.2%33.7%95111
サウスヴィグラス1047871089.3%13.0%19.4%4259
キンシャサノキセキ816760918.8%26.4%34.1%40100
ヘニーヒューズ67547659.2%20.0%27.7%3357
オルフェーヴル642253716.2%27.0%32.4%13470
ゴールドアリュール626385211.5%15.4%26.9%165179
ミッキーアイル462152714.8%37.0%44.4%13198
アイルハヴアナザー462253710.8%27.0%32.4%9688
エイシンフラッシュ412182516.0%20.0%28.0%25290
エンパイアメーカー410131822.2%27.8%27.8%27487
パイロ33228368.3%16.7%22.2%3268
モーリス313132015.0%20.0%35.0%168102
コパノリッキー31225319.7%12.9%19.4%12541
Into Mischief30271225.0%25.0%41.7%260108
メイショウボーラー24242504.0%12.0%16.0%1752
プリサイスエンド23314229.1%22.7%36.4%6596
カレンブラックヒル22216229.1%18.2%27.3%3668
ストロングリターン21416238.7%13.0%30.4%99259
エスポワールシチー213111711.8%17.6%35.3%215121
小倉競馬場 ダート1000m 産駒成績(2018年2月10日~2023年2月26日 上位20位 勝ち星順)

上表を見ると、勝ち星ではシニスターミニスターがトップ。勝率10%超え、複回値120超えはさすがです。2位のロードカナロアもシニスターミニスターに負けず劣らずの成績。この2頭に逆らわぬ方が良さそうです。

ただし、両頭ともメジャー種牡馬なため人気になりがちです。それほどメジャーでない種牡馬の中で面白そうな数頭をピックアップしましたので、ぜひご覧ください。

ザファクター

ザファクターの父ウオーフロントは、言わずと知れた世界的名血。ザファクター自身は2018年の1年間のみ共用され、日本での産駒は現4歳の1世代のみです。

では、1世代という限られた産駒の中から、小倉ダート1000mでの年度別の成績を見ていきましょう。

1着2着3着4下勝率連対率複勝率単回値複回値
2023年001120.0%0.0%50.0%0155
2022年1438166.3%31.3%50.0%23132
2021年000220.0%0.0%0.0%00
2020年0000000
総合14411205.0%25.0%45.0%19122
小倉競馬場 ダート1000m ザファクター産駒成績(2021年7月11日~2023年2月26日 年度順)

2021年は2回のみの出走でしたが、2022年から出走数が大幅増。複勝率50.0%はさすがです。2023年はまだ2走しかしていませんが、昨年同様の活躍を期待できそうです。

馬券戦術的には、単では狙いにくいですが、ワイド・3連複の軸としては申し分ないのではないでしょうか。

では、他場のダート1000mではどのような成績なのでしょうか。確認してみましょう。

コース1着2着3着4下勝率連対率複勝率単回値複回値
札幌000440.0%0.0%0.0%00
函館000660.0%0.0%0.0%00
小倉14411205.0%25.0%42.0%18121
札幌競馬場 函館競馬場 小倉競馬場 ダート1000m ザファクター産駒成績(2018年2月10日~2023年7月30日)

はい、分かりやすい傾向ですね。(^_^)

札幌・函館のダート1000mは人気で消しという公式が成り立ちそうです。小倉ダート1000mは取りこぼしが多いのか、勝率の割に複勝率がかなり高い成績です。既述のとおり、ワイドや3連複の軸としてもってこいですね。(^_^)

ミッキーアイル

父ディープインパクト、母スターアイル。現役時代は、芝の短距離からマイル戦で活躍。NHKマイルC、マイルCS勝ちがあります。

ミッキーアイルの父母とも芝で活躍。自身も芝で活躍したので、産駒がダートで走るとは考えにくいことが目の付け所になりそうです。ざっくり言うと、牡馬はダート向き、牝馬は芝向きの傾向が強いという感じでしょうか。

では、ミッキーアイル産駒の小倉ダート1000mの成績を年度別に見てみましょう。

1着2着3着4下勝率連対率複勝率単回値複回値
2023年33181520.0%40.0%46.7%166105
2022年1105714.3%28.6%28.6%15260
2021年021250.0%40.0%60.0%0130
2020年0000000
総合462152714.8%37.0%44.4%13298
小倉競馬場 ダート1000m ミッキーアイル産駒成績(2018年2月10日~2023年2月26日 年度順)

出走数は少ないのですが、年を追うごと出走数・勝ち星が上昇。それに伴い、単回値・複回値も上昇気味。狙ってみる価値はありそうです。(^_^)

2023年夏も同じような傾向が続くことを祈りましょう。(-人-) ナムー
祈り終わりましたら、他場のダート1000mの成績と比較してみましょう。

コース1着2着3着4下勝率連対率複勝率単回値複回値
札幌001560.0%0.0%16.7%021
函館12110147.1%21.4%28.6%2547
小倉462152714.8%37.0%44.4%13198
584304710.6%27.7%36.2%8373
札幌競馬場 函館競馬場 小倉競馬場 ダート1000m ミッキーアイル産駒成績(2018年2月10日~2023年7月30日)

ハッキリした数字が出ています。札幌ではほぼ消しの一手。函館では勝率・連対率・複勝率がソコソコ。人気と相談といったところでしょうか。

小倉ダート1000mは買いの一手ということになりそうです。ディープインパクト系もところによりダートで走るものですね。(^_^)

Into Mischief

出走数が少ないのでアテにしづらいのですが、小倉ダート1000mで驚異の複勝率を誇るのがInto Mischiefです。

父ハーランズホリデー、母レスリーズレディ と言ってもほとんどの方はご存知ではないと思います(^_^;)。実は2019年~2021年、3年連続で北米リーディングサイヤーという輝かしい実績を持っています。

では、そのInto Mischief産駒が過去5年、小倉ダート1000mでどのような成績を残したのか見ていきましょう。

1着2着3着4下勝率連対率複勝率単回値複回値
2023年10001100.0%100.0%100.0%340400
2022年1022520.0%20.0%60.0%430142
2021年000330.0%0.0%0.0%00
2020年000220.0%0.0%0.0%00
2019年10001100.0%100.0%100.0%630190
総合30271118.2%18.2%36.4%226101
小倉競馬場 ダート1000m Into Miscfe産駒成績(2018年2月10日~2023年2月26日 年度順)

既述の通り、産駒の出走数は少ないものの驚異の複勝率をマーク。複回値もなかなかのものです。しかし、2020・2021年はサッパリです。ムラ駆け傾向があるのかもしれません。

調子が上向きなのか下向きなのかを掴むのがカギになりそうです。

ただし、これ以上のデータの細分化は難しいので、ざっくり小倉ダート1000mでは買いと覚えておいて良さそうです。

では、他場のダート1000mではどのような成績なのでしょうか。確認してみましょう。

コース1着2着3着4下勝率連対率複勝率単回値複回値
札幌000550.0%0.0%0.0%00
函館2203728.6%57.1%57.1%8095
小倉30271225.0%25.0%41.7%260108
522152420.8%29.2%37.5%15382
札幌競馬場 函館競馬場 小倉競馬場 ダート1000m Into Mischief産駒成績(2018年2月10日~2023年7月30日)

たいへん分かりやすい数字が出ました。

勝率・連対率・複勝率は函館に譲るものの、単回値はかなり高めです。よって、人気薄の単狙いに妙味がありそうですね。(^_^)

小倉競馬場 ダート1700m

ローカル競馬でよく行われるダート1700m。施行数が多いだけに、種牡馬の産駒の傾向を掴むのは大きな武器になることでしょう。

同じ距離であっても異なる競馬場だと、種牡馬の産駒傾向がガラっと変わることもしばしば。小倉ダート1700mでは、どんな種牡馬がランクインしているのか見てみましょう。

種牡馬名1着2着3着4下勝率連対率複勝率単回値複回値
ルーラーシップ188141481889.6%13.8%21.3%10663
オルフェーヴル171188111714.5%23.9%30.8%12488
パイロ141377811212.5%24.1%30.4%82104
キングカメハメハ12149901259.6%20.8%28.0%21487
シニスターミニスター12178710711.2%12.1%18.7%12674
ヘニーヒューズ1121151221696.5%18.9%27.8%2977
ロードカナロア111191061378.0%16.1%22.6%4281
ゴールドアリュール11881181457.6%13.1%18.6%7867
ハーツクライ11728310310.7%17.5%19.4%9459
クロフネ101210911238.1%17.9%26.0%10071
キズナ96774969.4%15.6%22.9%7364
ドレフォン836436013.3%18.3%28.3%6661
エンパイアメーカー77771927.6%15.2%22.8%2669
アイルハヴアナザー75978997.1%12.1%21.2%4771
ディープインパクト75773927.6%13.0%20.7%5791
スマートファルコン613557817.4%23.5%29.6%121145
ベルシャザール66645639.5%19.0%28.6%61159
ジャスタウェイ64460748.1%13.5%18.9%2940
カジノドライヴ623465710.5%14.0%19.3%26394
ダイワメジャー512377975.2%17.5%20.6%4452
小倉競馬場 ダート1700m 産駒成績(2018年2月10日~2023年2月26日 上位20位 勝ち星順)

パッと見で目に付くのは、オルフェーヴルパイロ あたりでしょうか。勝ち星首位はルーラーシップですが、積極的に馬券に組み込みたいとまではいかない成績です。

まずは、下表でオルフェーヴル産駒の成績を詳しく見ていきましょう。

オルフェーヴル

言わずと知れた個性派3冠馬。父ステイゴールド、母オリエンタルアートという血統。世の競馬ファンの多くは「産駒は芝で走る」と思っていることでしょう。そこが目の付け所になりそうです。

では過去5年、小倉ダート1700mで産駒がどのような成績を残したのか見てみましょう。

1着2着3着4下勝率連対率複勝率単回値複回値
2023年11171010.0%20.0%30.0%3059
2022年201141711.8%11.8%17.6%5533
2021年33223319.7%19.4%25.8%21393
2020年542162718.5%33.3%40.7%11997
2019年531112025.0%40.0%45.0%161169
2018年10110128.3%8.3%16.7%1526
総合1186608512.9%22.4%29.4%13179
小倉競馬場 ダート1700m オルフェーヴル産駒成績(2018年2月10日~2023年2月26日 年度順)

2019・2020年は驚異の成績。2021・2022年は落ち込みましたが、2023年は持ち直しそうな傾向です。ただし、人気になりやすいのか、単回値・複回値は低めです。

では、オルフェーヴル産駒が他場のダート1700mどのような成績を残しているのかを比較検討してみましょう。

コース1着2着3着4下勝率連対率複勝率単回値複回値
札幌55345588.6%17.2%22.4%9278
函館832476013.3%18.3%21.7%6859
福島1135688712.6%16.1%21.8%313108
小倉171188111714.5%23.9%30.8%12488
41221824132212.7%19.6%25.2%15886
札幌競馬場 函館競馬場 福島競馬場 小倉競馬場 ダート1700m オルフェーヴル産駒成績(2018年2月10日~2023年7月30日)

福島の単回値・複回値には及びませんが、勝率・連対率・複勝率は他場を上回っています。ローカル競馬では小倉ダート1700mが狙い目ということになりそうです。(^_^)

パイロ

ここ数年で産駒の活躍が目覚ましいパイロ。個人的にお気に入りのエーピーインディ系なので、張り切ってご紹介したいと思います。(^_^)

父プルピット、母ワイルドビジョン(母父Wild Again)。父プルピットはエーピーインディの直仔。プルピットが入ると気性の激しさが伝わることが多いようです。

では、パイロ産駒が小倉ダート1700mでどのような成績を残しているのかを見ていきましょう。

1着2着3着4下勝率連対率複勝率単回値複回値
2023年01080.0%11.1%11.1%036
2022年3231811.5%19.2%30.8%8573
2021年7502121.2%36.4%36.4%164102
2020年233178.0%20.0%32.0%3177
2019年210720.0%30.0%30.0%79103
2018年01170.0%11.1%22.2%0346
小倉競馬場 ダート1700m パイロ産駒成績(2018年2月27日~2023年2月11日 年度順)

2019~2022年は全体的に単回値・複回値は低めですが、勝率・連対率・複勝率が秀逸。ただし、2023年冬の開催では振るいませんでした。

季節別の成績では、冬場よりも夏場が良い傾向なので、そのあたりに期待が高まります。

他場のダート1700mではどのような成績なのかを調べましたので、コチラも併せて確認してみましょう。

1700m1着2着3着4下勝率連対率複勝率単回値複回値
札幌732364814.6%20.8%25.0%9853
函館13231372.7%10.8%16.2%6114
福島1068658911.2%18.0%27.0%7656
小倉141377811212.5%24.1%30.4%82104
32251921028611.2%19.9%26.6%7382
札幌競馬場 函館競馬場 福島競馬場 小倉競馬場 ダート1700m パイロ産駒成績(2018年2月10日~2023年7月30日)

全競馬場のダート1700mでは、抜けた成績ではないのですが、小倉ダート1700mに限ると、水準以上の成績を残していることが分かります。他競馬場では、買い控えたほうが良さそうですね。(^_^)

小倉競馬場 ダート2400m

過去5年ではサンプルが少ないので割愛いたします。

小倉競馬場 ダートコース まとめ

それでは、これまでのおさらいをしてみましょう。簡単にまとめてみましたので、ご参考になさってください。

小倉競馬場 ダート1000m まとめ

ザファクター産駒 まとめ

  • 父は世界的名血だが、日本ではメジャーでないため、人気になりにくい。
  • 2018年のみ共用のため、日本での産駒は2019年産の1世代のみ。
  • 2022年以降は驚異の複勝率。ワイド・3連複の軸に最適。

ミッキーアイル産駒 まとめ

  • 父母・自身も芝で活躍したので、産駒がダートで走ると思われにくい。
  • ダート向きの産駒は牡馬が多い。牝馬は芝が得意な産駒が多い。
  • 年を追うごとに成績が上昇。2023年もこの勢いに期待。
  • 他場のダート1000mはイマイチ。小倉でこその種牡馬。

Into Mischief産駒まとめ

  • 3年連続北米リーディングサイヤーだが、それがあまり知られていない。
  • 驚異の複勝率を誇る。
  • 年により成績に差がある。ムラ駆け傾向なので、こまめな成績のチェックが必要。

小倉競馬場 ダート1700m まとめ

オルフェーヴル産駒 まとめ

  • 父も自身も芝で活躍したため産駒がダートで走ると思われにくい。
  • ここ2年は不調だったが、2023年は持ち直す傾向。
  • 他場のダート1700mはイマイチ。ダート1700mは小倉でこそ。ただし、福島ダート1700mは単狙いが有効。

パイロ産駒 まとめ

  • 夏場に調子を上げてくる産駒が多いので、冬場の開催で調子が悪くても見限らない方が良さそう。
  • 他場のダート1700mはソコソコの成績。やはり小倉ダート1700mが狙い目。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。<(_ _)>

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